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> 管理人:Taka
最近

・音楽を近くにおくには
 努力が必要だ
・今年は成長の年

<読> 東京ファイティング
     キッズ・リターン
> 音楽さえあれば
私がまだ世間知らずな大学生だったころ。

授業にも出ずに、昼間からJAZZ研の部室で安酒を飲んで、

夜10時の退室時間まで練習にあけくれつつ、

色々なバカなことをやったものだった。

JAZZ研の部室はいつもタバコの煙で白く澱んでいて、

練習室からは色々な楽器の音が四六時中鳴っていた。

卒業してからもちょくちょく後輩の顔を見に部室に顔を出していたのが、

最近は規制がやたらと厳しくなり、タバコも酒もダメときて、

さらに授業中に音だしが出来ず、

平日は練習がほとんど出来なくなってしまったらしい。

在校生のことを考えると不憫で仕方ない。


かといって、卒業したものも境遇としては似たようなものだ。

大学を出てしまえば、あの頃の部室のような空気が流れる場はどこにもない。

音楽の趣味が合わなかったら、絶対に口も利かなかったような一癖も二癖もある連中といっしょに酒をのんだり、笑いあったり、ケンカしていたのである。

今おもうと、なんのリスクもなくそんな環境があったのは、とても幸せだったのだ。




この週末に、初めて企画された「OBによる、OBのためのセッション」が都内で行われた。

30人ほどでJAZZドラムとピアノがあるスタジオを借りて、

楽器を持ち込み、

酒と駄菓子を持ち込み、

昼間から周りを気にせず好きなだけ演奏した。

当初は17時までの予定だったところを、延長のまた延長で、

結局21時まで、約8時間演奏をつづけた。

卒業後、プロを目指してステージに立つ人たちも駆けつけてくれた。

普段の演奏でのプレッシャーから開放されたのか、

とてもリラックスした面持ちで、心底楽しそうだった。

そして、それを見た卒業したてのOB1年生は羨望の眼差しを向けていた。

私は最近の忙しさに負けて、練習不足でありました。

8時間の演奏で何曲やったのか定かでないが、私の他、ベースはたった一人だけだったので、会が終わる頃に私の右手の人差し指には大きなマメが一つ、小さなマメが二つできていた。

20時を過ぎると、窓の外に雪がちらつき始めた。

楽しい時間はいつもあっという間だ。

全員大いに満足し、最後に次回開催を約束した。

この場を借りて、素敵な場を用意してくれた大先輩・千葉さんに感謝。

ありがとうございました!!



今回来れなかったOBの皆さん、演奏しなくても良いので、次はいらして下さいね。
by football-tt | 2008-02-11 05:30 | 日常

人生の壁と日常の機微
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