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ヒット数なんて上げないよ
今度勤め始めた会社はIT企業なので、仕事上インターネットの知識が多少なりとも必要とされます。 電話でも 「弊社は “インターネット・マーケティングの総合コンサルティング”をしている」 なんて言っているので、主にネット広告についての情報を日々、摂取しています。 最近わかったのは、今時、広告をアナログ(紙)で出しているのはブランドイメージを必要としている大手ばかりで、中小企業や個人事業者はもっぱらインターネットの広告に力を入れている、ということ。 ネット広告とは自社のホームページ(HP)も含め、一般的なバナー広告や関係会社・他業種との相互リンクやポータルサイトへの登録などなど、多種多様ではありますが、一番重要視されているのは、『検索エンジンでの上位表示』です。 ネット広告の主旨は「いかに自分(もしくは自社)のHPに来るよう誘導するか」なので、 自分(自社)の名前以外のキーワードで誰かが検索をかけたとき、 例えば、 あるネット利用者が「OOO」ついて“Google”を使って検索をかけたときに、 そこで出た数多の検索結果の中から、いかに自分のHPを選んでもらうか、 選ばせるかが重要になってきます。 そうなると、検索結果で一番上にランクされているHPはそれだけで広告価値が発生する、 というものです。 では、どうすれば『検索エンジンの上位表示』を勝ち取れるか、 ということになりますが、対象となる検索エンジンによって違うものの、 ある程度の基準があります。 たとえば、相互リンクの数と質。 どれだけのアクセス数を期待できるか、どれだけ幅広いネットワークを持って人を集められるかの期待値として視られているようで、ただリンク数が多ければ良いというものでもなく、リンク先の“HPの質”も問われます。もっとも一般的なものとしてはYahoo!!などの大手ポータルサイトとリンクしていると、優良サイトと判断されます。ですが、Yahoo!もタダではリンクを許可してくれないので、そこはご注意されたし。 あとは、更新頻度や、HPの内容の中にどのくらいのキーワードが使われているか、などが一般的で、どの項目が最優先で評価されるかはわからないので、いろいろいじってトータル的な質を上げるのが、検索エンジンの上位表示対策とされています。 そしてホームページよりもブログの方が上位表示に強いというのも、広く知られています。 小難しい理屈は抜きにしてざっくり言ってしまうと、 要は、毎日ブログを更新していて、その都度内容に同じキーワードを入れておけば、上に書いた理屈で言うと「更新頻度の高いHPだ」、と検索エンジンは勝手に判断します。 例えば、うちの社長もブログをやっていますが、先日自社の名前でGoogle検索したところ、一番最初に出たのは社長のブログで、会社のHPは四つか五つ下でした。 と、まあこんなこともできてしまうお手軽なブログなんてものが流行ると どこかおかしな錯覚している人も出てくるみたいで、 「自分のブログを使ってこんなに色んなこと出来たら、mixiとかぜんぜんつまらない。 毎日数百人の人が俺のブログを見ているんだ。 俺はそうやっていろんな人と繋がってる。こっちのほうがすごいことだ!!」 ・・・なんて言う人がいまして、 言ってしまうと、うちの社長なんですが、 これはおかしいなと・・・ 「アクセス数 = 自分と社会の繋がり」 みたいな発想は、 相当バーチャルで危険なような気がします。 ちなみに この『TERU/TAKA』の日々のアクセス数は、基本一桁です。 情けないようですが、ホントです。 でも、アクセス数を増やす努力なんてしていないから、別に気にもならない。 では、なんで更新するかというと、日記的な要素も少しありますが、 スペインから帰ってきてからは「作文の勉強」という考えでやっています。 面白かったことを書いて、どうやったら面白く伝わるか。 自分の考えてることを、どう書いたら人に伝えられるか。 そんな実験です。 そんなだから、ひとつ書くのに4時間以上かかることも。 まだまだ未熟者です。 基本的に「日記は自分が見るもので、人に見せるものではない」と思っているので、 あまり 日常の箇条書き という感じにはしたくないです。 書いてるときはわりと楽しいので、 続けられるうちは書こうと思っています。 見ていてくれてる皆様 これからもよろしく
by football-tt
| 2006-08-13 17:17
| 仕事
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